そこに謎の茶色いもけもけの物体を見つけてからと言うもの、エルダーフラワーの株元が気になって仕方がない最近のウタリ。いつものトイレタイム以外にも、ドアを開けよ、としきりに訴えてくる。
今朝も、そんなウタリに誘われ、朝から冷え冷えの庭に出て、エルダーフラワーの植るポストのそばまでお付き合い。
ウタリ、今朝はその向かいの木の根本をフゴフゴ、カキカキ。一体そこに何があるんだね?と覗き込んでいると、背後からパタタタ…と何者かがやってきて、’ちょこん’と目の前の木の枝に止まった!!
ん?と視線を上げると、目に飛び込んできたその姿の、インパクトのあることと言ったら!!!目の周りには歌舞伎役者のような黒い縁取り、そして頭には立派な冠羽?(っていうのであってんのかな?)がツンツンしている。
「こんな鳥、はじめてっ!」

開いた口が塞がらないとはまさにこのこと?!フワッフワに丸くって、それでいてキリッと引き締まった顔立ち。なんとも言えない堂々たる姿でこちらを観ている。しばらく見つめあった後、その鳥はピチチチ、と飛んで行ってしまったけれど、その姿を忘れぬうちに調べると、どうやら「カシラダカ」という鳥らしい。

またぜひ出会いたい。さてはウタリ、この鳥に会わせるため、私を極寒へ連れ出したんだな!?などとウタリがくれたこの偶然に、顔も綻ぶ。
寒い寒い真冬の朝。ほんのり差し込む朝日の中、この庭で見たこともない鳥に出会えたこと。そして、図鑑でしか見た事のない、ツンとした頭の野鳥が、この世に本当に存在するということをこの目で確認し、しばらくは、興奮冷めやらぬのでした。
で、結局ウタリの気になっていた茶色のもけもけの正体は一体何だったのでしょう?そのブームはすでに過ぎ去った様子。来年こそは、その正体を突き止めるゾ。
カシラ〜ダカ、カシラダカ〜♪(チャルメラの音程で暗記するために歌う)